延長
背番号
スターター
総得点
3ポイントシュート
2ポイントシュート
フリースロー
ファウル
今大会で最後となる第32回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会。男子決勝戦は、初優勝を狙う京都と2年連続で決勝戦に駒を進めた東京Aの一戦。日本のバスケットボール界が変革期にある中、最後の決戦が幕を開ける。 第1ピリオド、両チーム共にディフェンスはハーフコートマンツーマンでスタート。試合開始1分、東京A#6のドライブインからバスケットカウントで得点。京都は#5を起点に、巧みな攻めから得点を重ね、東京Aはファウルトラブルに陥る。第1ピリオド最後に、東京A#7の3Pシュートが入り17-13で終了。 第2ピリオド、京都#4のドライブインと3Pシュートで流れをつくる。一方の東京Aは、#12のオフェンスリバウンドで粘り、#8、#7のミドルシュートで点差を詰める。しかし、京都は#5を中心にゲームを組み立て、速い展開から得点を重ね28-22で前半終了。 第3ピリオド、京都#7の3連続3Pシュートで勢いに乗る。一方の東京Aは、途中出場ながら#13のオフェンスリバウンドから、3連続シュートで京都に流れを引き寄せない。京都が7点リードの42-35で勝負の最終ピリオドへ。 開始1分、第3ピリオドから勢いのある東京A#13のドライブインとオフェンスリバウンドで流れをつくる。東京Aは#6の1対1で得点しようと試みるが、京都の強固な守りをうまく突破することができず、京都の速攻が決まる。すかさず東京Aはタイムアウトをとり、点差を縮めるためにオールコートプレスのディフェンスから連続得点。東京Aは流れを掴みかけたが、京都#5のドライブインから#12のミドルシュート、#7の3Pシュートで点差を離し、65-55で試合終了。京都が初優勝という快挙を成し遂げた。 最後の都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会にふさわしい一戦となり、両チーム共に果敢に相手ゴールに攻める姿勢に健闘を讃え、今後の日本バスケットボール界を担う選手が多く輩出されることを期待する。