延長
背番号
スターター
総得点
3ポイントシュート
2ポイントシュート
フリースロー
ファウル
第32回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2019。決勝の舞台に駒を進めたのは3年連続となる決勝の舞台で1年ぶりの優勝を目指す大阪と、今回で最後となる第32回ジュニアオールスター大会において、14年ぶり悲願の開催地優勝を目指す東京Aの対戦となる。 第1ピリオド静かな出だしの中、最初にシュートを決めたのは東京A#15のポストプレー。ここから試合が動き始める。東京Aは#7の3Pシュートなどが決まり、勢いに乗りたいところだが、じわじわと大阪のディフェンスが機能し、さらに終了間際には大阪#7が1対1やレイアップを確実に決め、大阪に流れが傾きかけたところでピリオド終了のブザーが鳴る。11-7大阪リード。 第2ピリオド、大阪が東京Aの猛攻をよく守り、スティールから#8が落ち着いてシュートを決めたり効果的に3Pシュートが決まったりと、このピリオド最大9点のリードを得る。しかしピリオド終盤、東京Aも#10が気迫のこもったドライブを決めたり、#8、#12もシュートが決まり東京Aが流れを掴みかけたところで前半終了のブザーが鳴った。21-19大阪リードで後半へ。 第3ピリオド開始2分、両チーム厳しい守り合いの中、シュートが入らない。じわじわと東京Aが#15のシュートなどで追い上げ、一時東京Aが逆転するも、大阪のアウトサイドシュートが効果的に決まり、再び9点のリードを奪う。39-32、大阪の7点リードで勝負の最終ピリオドへ。 第4ピリオド、東京Aのシュートがゴールに嫌われリズムに乗れない時間帯に、大阪#15の鮮やかなドライブなどで一気に点差を広げる。東京Aもタイムアウトで流れを変えようと試みたり、チームディフェンスのプレッシャーを強めたりと意気込みを見せる。東京Aのエース#15の渾身のドライブ、#10などが鮮やかにシュートを決めるも時すでに遅く、53-44、大阪が一昨年に続いての嬉しい歓喜の瞬間を迎えた。 東京Aは、全中優勝経験のある#15を擁し、優勝まであと一歩のところまで迫ったが、悔しい準優勝となった。敗れはしたものの地元開催の声援を受け、最後まで諦めずにゴールを狙う姿勢が光った好チームだった。優勝した大阪は、チームディフェンスの集散が素早く、ルーズボールへの反応も素晴らしかった。また、最後まで1対1やアウトサイドシュートを決めきる力、フリースローの決定率も高く、優勝にふさわしい素晴らしいチームであった。両者の健闘を讃えたい。